interview

各々の生き方に宿る、リクルートのDNA

陸上部の経験とエンジニアの仕事で共通する、「課題解決のために考え抜く力」とは

朏島 一樹

株式会社リクルートライフスタイル

ネットビジネス本部 ディベロップメントデザインユニット

プラットフォーム開発1グループ Airシリーズ国内開発チーム

アプリケーションエンジニア

Profile

朏島 一樹(はいじま かずき)
2014年新卒入社。中学から大学までの10年間陸上部に所属。大学時代にプログラミングを始め、インターンがきっかけでリクルートへ入社。株式会社リクルートライフスタイルに配属となり、「Airレジ」関連の開発を手がける傍ら、社内の開発環境を改善するためにテスト自動化ツールの開発を提案し、実装まで行った。現在は、主に社内の技術基盤やフレームワークの開発に携わる。
※2016年3月時点です。

モデル並の長身と端正な顔立ちで人目を引く朏島一樹は、社内の技術基盤やフレームワーク、テスト自動化ツールの開発などを手がけるリクルート期待の若手エンジニアだ。中学時代から陸上競技に打ち込み、大学に入るまではパソコンに触れる機会もほとんどなかったという彼は、半ば趣味で始めたプログラミングの技術を急速に伸ばし、学生時代のインターンの経験がきっかけでリクルートへの入社を決めた。さまざまな才能や志を持つ人間が集う環境で、ひとつの課題に対して考え抜くことの大切さを知ったという彼は、この理想的な「修業の場」で、今日もエンジニアとしてのスキル向上に勤しんでいる。

社員の方たちが
自分には考えに至らなかったようなことを
厳しく指摘してくれたり、
学生に対して本気でぶつかってきてくれることが
魅力的でした。

—朏島さんは大学時代にいくつかの企業でインターンをされていたそうですが、そのなかでもリクルートに入りたいと思った理由を教えてください。

朏島:インターンでリクルートに来たとき、関わった社員の方たちにとてもよくしていただき、みんなすごくかっこいいなと思ったことがきっかけです。自分たちの仕事があるなかで、学生の面倒を見るというのはきっと面倒くさいことだろうなと思っていたのですが、想像の10倍くらいしっかり接してくれて(笑)。僕たちの相手をしてくれたのは、自分とそんなに年齢が変わらない若い社員だったのですが、当時学生だった自分には考えに至らなかったようなことを厳しく指摘してくれたり、学生に対して本気でぶつかってきてくれることがとても魅力的に感じられました。

—インターンではどんなことをしたのですか?

朏島:チームごとにお題が決まっていたのですが、僕は2か月くらいかけてひとつの新規サービスを立ち上げるというプロジェクトに関わりました。もともと僕はいろんなことに首を突っ込むことが好きなタイプだったので、さまざまな企業のインターンに行って社会人の方たちとお話できたことは、自分にとって非常に良い経験だったと思いますね。どの企業の人たちも、自分たちが社会に対してどんな価値を提供できるかということを真剣に考えていて、僕自身はこれから先どうなりたいのか、どんなことをしていけるのかということを、改めて考える機会になりました。

—学生時代は、将来の仕事についてどんなイメージを持っていましたか?

朏島:数学や物理が好きだったので理系に進んだのですが、正直将来のことはほとんど考えていませんでした(笑)。大学生になってからはプログラミングもするようになったのですが、いまのようにエンジニアになろうとは考えていなかったんです。もともとパソコンが好きで触っていたというわけでもなくて。僕が大学3年生くらいのころは「これからはITだ」という空気が周囲にあって、その波に乗ってプログラミングを始めてみたらとても楽しくて、そこから半分趣味のような感覚で取り組むようになったんです。新しいこと自体は好きだったので、そういうところも合っていたのかもしれません。

入社して配属が決まってからまだ3か月の
新人の意見を聞き入れて仕事を任せてもらえる。
そういうところがこの会社の
素晴らしいところだと思います。

—大学でプログラミングを始められる前に夢中になっていたことは何かありますか?

朏島:中学から大学までは10年間陸上競技をしていました。種目は短距離だったのですが、特に中学高校時代はひたすら部活を頑張っていましたね。強豪の陸上部だったわけではなく、方針としては「好きなようにやりなさい」という感じだったのですが、そのなかでどうしたら強豪校に勝てるのかということを自分たちで考えて、部内でミーティングしたり、文献を読み漁って練習方法を共有したりしていました。ひとつの課題をクリアするための方法を自分たちで考え抜くという当時の経験は、いまの仕事にも活きているところがあると思います。

—陸上部での経験が仕事に活きているんですね。リクルートに入社してからはどんな仕事をされてきたのですか?

朏島:研修を終えて配属になったのは、「Airレジ」のサービス開発の部署で、しばらくはそこでAndroidアプリの開発をしていました。仕事に慣れてきてからは、Webの開発などにも関わるようになったのですが、そうしたなかで自分の価値やプレゼンスを高めるために何かをしないといけないという課題が見えてきたんです。そこで、さまざまな試行錯誤を経て、社内の開発フローを効率化するためのツールのプロトタイプを作ったのですが、それを上司に見せたら反応が良く、新しいチームを作ってもらってそのシステムの開発に取り組むようになりました。

—具体的にはどんなツールを提案したのですか?

朏島:システムの開発フローの最後に、UI / UXテストという工程があります。それまでは、多くの工数をかけていたのですが、そこにはかなり無駄が多いように感じていたんです。そこで、機械に任せられるところは任せて、人間が見なければいけないところをしっかりチェックするという形にできれば、納期も早まるし、品質も向上するだろうと考え、UI / UXテストの自動化ツールのプロトタイプを徹夜で作って提案しました。入社して配属が決まってからまだ3か月くらいの時期だったのですが、そういう段階の新人の意見を聞き入れて仕事を任せてもらえるというのは、この会社の素晴らしいところだと思います。

リクルートの文化として
「自分から手を挙げていく」というものがあって。
周りからもそのような空気を感じていたので、
自分も何かしなければという思いがありました。

—入社間もないタイミングで、そうした提案をするということはなかなかできることではないですよね。

朏島:リクルートの文化として「自分から手を挙げていく」というものがあって。周りからもそのような空気を感じていたので、自分も何かしなければという思いがありました。与えられた仕事を遂行するということにも十分に価値はあると思いますが、「それだけを続けたとしても先に何が見えるんだろう」という疑問があったので、まずは何かひとつ新しいことをしてみようという意識を持っていたんです。

—同期などに対するライバル意識のようなものもあったのですか?

朏島:それもあったかもしれないですね。「Airレジ」の開発チームには同期が2人いて、どちらもとても優秀だったので、彼らには負けたくないという思いもありました。とても良いチームに配属され、業務にキャッチアップしていく際にも手厚くサポートしていただけましたし、自分がやろうとしていることに対しても応援してもらえる環境でしたね。僕はこれまでの人生のなかで、仲間にとても恵まれてきたという感覚を持っていて、「何」をするかよりも「誰」とするかを軸に意思決定をしてきたところがあるのですが、リクルートもまさにそうした魅力的な人たちがたくさんいる環境だということが、自分にとっては非常に大きかったと感じています。

—なるほど。「Airレジ」の仕事には現在も関わっているのですか?

朏島:「Airレジ」は予約管理をシンプルにするWebサービス「Airリザーブ」や待ちの不満を解決する受付管理アプリ「Airウェイト」など、お店にまつわる多彩なサービスを展開しているんです。いまはその「Air」サービスで使われている技術の基盤やフレームワークを開発するチームにいるのでその仕事と、先ほど話したテストの自動化ツールの仕事が半々くらいという感じですね。テストツールの開発は僕が提案したものだったこともあり、自分で考えて実装するということを若手中心の小さなチームでやってきました。それはそれで楽しい仕事なのですが、ひとりのエンジニアとして自分の技術力を高められる環境に身を置きたいという思いがあり、それを上司に伝えて、いまのチームに入れていただきました。ここは自分の技術力を上げるための修業の場だととらえていて、優秀な先輩エンジニアの方々にレビューをしてもらいながら、日々コードを書いています。

周囲からたくさんの刺激が受けられるリクルートという環境は、
自分の修行の場としても、やりたいことを見つける場としても、
理想的だと感じています。

—入社してからすでに2年ほど仕事をされてきたと思いますが、そのなかで自分が変わったと感じることはありますか?

朏島:リクルートで働くようになって、「まずは自分の中でひとつの答えを出す」ことの大切さがわかりました。それが正解かどうかは別として、自分が考えたことをもとにして話さなければ議論にすらならないということを、会社に入ってから痛感しましたね。学生時代の自分は、もともと答えというものが用意されていて、それは誰かに教えてもらえるものだというスタンスだったんです。入社直後は、自分がどうしたいと思っているのか伝えられずまともに話を取り合ってもらえないということもあり、正直焦ってました。リクルートのエンジニアは高い技術を持っているだけではなく、自分はどんなことをしたいのかをしっかり考えている人が非常に多いと感じます。

—リクルートという会社のなかで、今後どんなことをしていきたいと考えていますか?

朏島:いまはまだ自分に何ができるのか模索している段階ですね。営業などとは違い、エンジニアは自分がした仕事がすぐに売上につながるということはそんなに多くありません。ただ、企業に対して貢献できるわかりやすい成果のひとつとして、やはり利益が挙げられると思います。エンジニアとして会社の利益に貢献していくためにはどうすればいいのか、日々模索しています。

—そうした課題意識が持てるのも、数多くの事業を抱えているリクルートという環境があるからかもしれないですね。

朏島:そう思います。いま僕が主に関わっている仕事は社内システムの開発なので、直接ユーザーと接する機会はあまりないのですが、社会に対する影響力が大きいサービスを数多く持っていて、そこに対する貢献ができるということは、仕事をするうえで大きなモチベーションになっています。また、僕が取り組んだUI / UXテストの自動化ツールのように、リクルートには改善の余地が残されています。そういうところを開拓していくというのはエンジニアにとってチャレンジングなことですし、バリューが発揮できる部分なのかなと考えています。

—課題を解決するためのより良い方法を考えていくというのは、先に出た陸上部時代のお話ともつながりそうですね。

朏島:そういうことを考えていくことが好きなのかもしれないですね。やはりエンジニアとしては、フィードバックがもらえるということが何よりもうれしいのですが、そういう意味で社内システムというのはすぐ隣の席の人が使ってくれていたりするので、ある意味カスタマーよりも近い距離でフィードバックがもらえるところがあって、それも自分のモチベーションになっているのだと思います。

—これからのキャリアについて、何か思い描いているヴィジョンはありますか?

朏島:いまはこの会社のなかでエンジニアとしての技術力を磨くということが何よりも大切だと考えています。場合によっては、どこかのタイミングでリクルートを卒業して何か新しいことを始めるということもあるかもしれませんが、そんなときにもここで培った技術が大きな武器になるはずですし、周囲からたくさんの刺激が受けられるリクルートという環境は、自分の修行の場としても、やりたいことを見つける場としても、理想的だと感じています。これだけ影響力を持っているリクルートでしかできないことがたくさんあると思うので、いつかユーザーに直接価値を届けられるようなサービスも自分で作ってみたいですね。

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