• 起業経験あり
  • 中途入社

ロボット開発からUXの道へ。
知性と感性を併せ持つ
ハイブリットデザイナー。

秋澤 大樹
株式会社リクルートテクノロジーズ
ITマネジメント統括部
サービスデザイン2部
RCAプロダクトマーケティング部
シニアマネージャー
2013年中途入社
エントリー

ユーザーの視点と同時に
ビジネス効果も考える
バランス感覚。

今、どんな仕事をしていますか?

直近では「リクナビNEXT」のリニューアル全般を担当しました。今はリクルートキャリアの中途メディア・中途斡旋領域を中心にみています。また、今あるものを大きく変革していく「1→100」のプロジェクトに携わっています。全体的は、「ゼクシィ」や「カーセンサー」「フロム・エー」をはじめ、リクルートグループが持つほぼすべての領域で、ブランド・集客・サービスなどカスタマーサイドのUXデザイン領域を担当しています。
リクルートのUXデザインは、大きく分けると、ゼロから新規サービスを立ち上げる場合と、既存の大型サービスを改善していく場合があります。新規サービスを立ち上げるケースでは、ブランディングやターゲットのマスボリュームといったビジネス的な観点からも考えながら、サービスのデザインを進めていきます。改善をしていくケースでは、サービスの定量的な分析をもとに定性的な仮説を立て、サービスの改修イメージを作っていきます。そこから、ボタンの位置調整や情報の出し方などを一つひとつ詰めながら、どのくらいコンバージョンアップが見込めるのかを検証していきます。

リクルートのUXデザインの進め方には、どんな特徴がありますか?

チーム全体でひとつのゴールに向かっていく推進力は非常に強いですね。UXデザインはカスタマーの視点に立って設計をしていくわけですが、一方でそれがビジネス的にどういう効果をもたらしたのかも問われます。全員が常にそうした環境で仕事をしているので、技術とビジネスのバランス感覚に優れた人材が多いと言えると思います。僕は今、メンバーやパートナー(社外の協働者)を含めそんな人材を150名程度束ねていますが、できるだけ全員と会話をするためにタイムマネジメントも意識して進めています。

起業経験もある「0→1」から「1→100」へ。
自分自身は「0→100」だと思っている。

もともとエンジニアだったそうですね。

ずっと理系で、大学ではロボットの研究をしていました。父親がデザインの仕事をしていたこともあり、自分の中にもデザイン的な志向があったんですが、むしろデザインという感性的なものを定量的に評価してみたかった。そこから、ロジックとクリエイティビティの間を行き来するロボットの存在に興味が向かっていきました。大学を卒業して人工知能系のロボットの仕事ができそうな企業に就職したのですが、期待がはずれて3年くらいで辞めました。
その後、自分の考えるモノ作りを実現するにはプランニングから関わる必要があると感じて、そのためにはデザインの勉強をしようと、アメリカの美術系大学院に留学することにしました。

どんな勉強をしていましたか?

プロダクトとヴィジュアルデザインを2年間学びました。並行してフリーのデザイナーとしての仕事も始め、その主な領域がUXデザインだったんです。周辺の街や人の流れへの影響を考えながら都市の大型施設をデザインしたり、化粧品ブランドのコミュニケーションツールから文房具まで、ツールのあり方やユーザビリティを考えてデザインしたり、仕事の幅は広かったですね。
もともと、僕は特定分野のデザインがしたかったわけではなく、ジャンルを超えて自由に設計したい、そのプロダクトが使われるシーンや体験を作りたいという思いがありました。極端な話、それが出来るなら自分でモノを作らなくてもいい。デザインとは本質的にそういうものだと考えていました。

リクルートに入社したきっかけはなんでしたか?

その後、ベンチャーを立ち上げてスポーツ系のマッチングサービスの運営をやりました。経営的には順調だったんですが、ズレも感じていて悩むようになっていました。そのころに、リクルートで働いている人とお会いしてピンと来まして。
その人は、自分と同じようなバックボーンを活かしながらデザインに取り組んでいて、しかもUXデザインに対する捉え方も共通していた。アメリカではそういう人に結構会えたのですが、日本ではなかなか出会えませんでした。しかも、リクルートが運営しているサービス自体が僕の考えるUXデザインに近く、自分がやりたいことはここにあるんじゃないかと直感が働いたんだと思います。

「0→1」「1→100」のどちらに当てはまると思いますか?

リクルートに入る前は「0→1」ですが、入社してからは「1→100」ばかりやっています。ただ、本来、すべてのサービスは「0→100」だと思っているので、どちらのタイプかと聞かれれば、どちらもですと答えますね。

地域の独自性と寄り添って働ける環境やビジネスを作りたい。

リクルートに入って何が変わりましたか?

入社して最初にアサインされたのが「カーセンサー」の案件でした。この仕事の環境では、UXデザインとして検討すべき課題がしっかり議論されていて、自分に合っていると感じました。その延長線上に今の自分があると思います。
リクルートでは、「なぜ?」「何のため?」を追求するというスタンスが確立しています。それが強みでもあります。また、自分がデザインした仕事がビジネスに反映されていくのを肌で体感できるので、UXデザイナーにとっては非常に良い経験になるし、やりがいを感じられます。
表現やモノ作りという部分はもちろん必要ですが、実社会においては、その先につながるものを考えないといけません。僕は、デザインはあくまでもビジネスにおけるひとつのスキルだと考えていて、そういう意味でリクルートにはデザイナーが本来するべき仕事があると感じます。ただし、売上至上主義になって、カスタマーの体験という本来考えるべき部分がおろそかになってもいけない。バランス感覚が非常に大切です。

今後はどのように仕事をしていきたいですか?

リクルートという会社はこれまでさまざまな事業を作り続けてきて、社会の中でのプレゼンスを高めてきた会社です。そうしたサービスのひとつになるようなものを、いつか自分で作れたらいいなと思っていますね。何かやりたいことを思いついたときに、わざわざ社外でやらずとも、内部でいっしょにそれを実現できるメンバーというのが徐々に増えてきているので、事業を立ち上げるときには社内の誰かに提案しに行けばいいと思っています。
リクルートのように、社会貢献への意識から本気でサービスを生み出そうとしている会社はほかにあまりないと思います。そうしたモチベーションを持っている人にとって、リクルートは最も良い選択肢でしょう。特定の領域で社会に貢献している会社はたくさんありますが、これだけ網羅的、横断的に取り組んでいる会社は少ないし、いまや日本だけでなくグローバルにも広がっています。こんなスケール感のなかでサービスの価値を最大化していく仕事は、世界的に見てもなかなかできないと思います。

さらに将来描いている夢を教えてください。

ニューヨーク、ロンドン、香港など海外の都市に住んできた経験から、地域の独自性と寄り添った形で働ける環境やビジネスが作れないかということを漠然と考えています。そもそもそれはサービスなのかどうかもわからないし、壮大過ぎて具体的なイメージはまだありませんが。
将来的には、世界のいろいろな都市に関わっていける働き方や生き方ができるといいですね。

最後に、どんな人と一緒に働きたいですか?

リクルートでは自ら動けるかどうかという当事者意識が重要視されますが、新卒で入社する方に対して私が最も期待しているのは自己成長能力があることです。
自ら動きだす行動力・強いリーダーシップを発揮できるか、というリクルートらしい人材への期待もありますが、どんなことでも自分のものとして咀嚼することができる「吸収力」と、それを踏まえて自らの行動を変化させられる「自己変革能力」をもっている人は、特にリクルートのような会社のUXデザイナーには向いていると思います。

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PROFILE

秋澤 大樹(あきざわ おおき)

UXデザイン
2013年中途入社
モノではなく、「ユーザー体験(UX)」をデザインする。大学卒業後は人工知能ロボットの開発ができそうな企業に就職したものの、3年後にはデザイナーを志してアメリカの美術大学に留学。在学中からフリーランスで都市の大型施設から文房具まで幅広い分野のUXデザインを経験した。リクルート入社後はUXデザイン専門のグループに所属し、いまやリクルートのUXを象徴する存在となった。