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  • 起業経験あり

「30歳までに経営者に」
夢を実現したその先に描くもの。

麻生 要一
株式会社リクルートホールディングス
Media Technology Lab. 室長
ビジネスグロース
2006年新卒入社
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自分が想像できない自分になるために、可能性が最大化する生き方をしたい。

現在、リクルートでどのようなお仕事をされているのですか?

現在は、Media Technology Lab.という、リクルートホールディングスの新規事業開発を統括する部門の責任者をしています。IoTから地方創生まで、幅広い領域に対する新事業展開の全体を統括しています。Recruit Venturesという、リクルートグループ従業員が誰でも参加できる新規事業開発プログラムを入り口として、新サービスの企画立案から、投資判断、事業育成のためのあらゆるマネジメントを判断・サポートしています。

組織ではどのような役割で、どんなことに気をつけていますか?

僕は2つの顔があり、それぞれのサービスに対するヒトとカネのアサインを行う「投資家のような顔」と、それぞれのサービスを一緒に育てていく「事業家としての仲間のような顔」の側面があります。前者では、できる限りMedia Technology Lab.全体の事業価値が最大化するような投資判断を心がけています。後者では、ひとつひとつのサービスが拡大し、活用してくれるカスタマーの幸せが増えるように、また、対峙する社会課題の解決の一助となるように、そして利益成長の速度が増すように、よりよい方策に知恵を絞り、時には体を張って事業推進に取り組むという関わり方をしていますね。

学生時代は、将来についてどのようなビジョンを持っていましたか?

学生時代ビジネスコンテストに出る機会があったんです。そこで、僕と同じくらいの年齢の大学生がスーツを着て、パソコンを使って投資家向けに「世界を変える」とプレゼンテーションをしているのを目の当たりにして。純粋にかっこいいと感じ、その時はじめて経営者になりたいと思いました。そこからは180度方向転換をして、「30歳までに経営者になる」という目標を掲げ、就活に取り組むようになりました。

新卒でリクルートに入社していますが、入社前にはどんな経験をして、何に興味を持っていましたか?

大学時代は色々なことをしていましたね。まだ、世界にないサークルを作ろうと、無人島サークルを立ち上げたり、僕の地元を盛り上げたいと思い、Summer Festivalという企画を行ったりもしました。また、愛知万博の会場に、ハンバーガー屋の出店もしました。これが僕にとって人生初のビジネスだったんですが、学生が起業した会社が世界で初めて万博会場に飲食店を開業したということが話題を生み、地元のラジオ局にまで取材をしてもらうなど貴重な経験もできました。これは今も変わらないのですが、とにかく「おもしろそうなこと」に興味がありました。

大切にしている考え方やポリシーはありますか?

「想像や予想をいかに超えられるか」ということを、大事に考えています。よく、人生の夢や目標に日付をつけていく考え方ってありますよね。でもそれはあくまで、その時点での想像の範疇でしかない。そうではなくて、僕は「自分が想像できない自分と出会いたい」んです。そのために、いままで知らなかったことや経験したことのないことを積極的にしようと思っていて。それによっていまとは違う自分になれるかもしれないという思いがあるんです。

そうした中、リクルートに入社しようと思ったはなぜですか?

理由は3つあって、まずは、多くの経営者を輩出している会社に入れば、経営の力が身につくんじゃないかということ。2つ目は、出会ったリクルートの社員の人たちがみんなとても楽しそうで、この会社で働く人生は楽しそうだと思えたということ。さらに、決め手になった3つ目の理由というのが、リクルートのOBの言葉でした。その人に言われたのは、「リクルート以外の会社に入って活躍している麻生くんの姿は想像できる。でも、リクルートに入ったら、失敗をしてしまうこともあるかもしれないけど、逆に僕が想像できないほどすごい人になっているかもしれない」ということでした。リクルートはそういう可能性を秘めている会社だということを聞き、ここなら想像できない自分と出会えるんじゃないかと思ったんです。

「1→100」を体験し、「0→1」を自ら生み出す。
予想がつかない自分と出会うために。

リクルートで働く中で印象に残るエピソードはありますか?
そこで学んだことはありますか?

そうですね。大きな出来事としては2つあります。まず1つ目はアントレの営業だった時代のことです。当時、僕は新卒入社2年目だったのですが、たったひとりで部署全体の経営目標の15%という巨大な目標を背負っていました。ところが事業の風向きが悪く、まったくもって達成の見通しが見えなかったんですね。その際、自分が主導となって自主的にチームを超えたヨミ会を組成し、ひとりひとりの営業メンバーに声をかけて動くなど、自分の数字だけではなく、事業全体のために、必死で営業活動を展開しました。結果、当初にはまったく見えなかった目標を、最終日の受注登録が閉まるほんの数分前に、全員の力で達成できました。圧倒的な当事者意識と、自分以外の誰かのために命をかけることで、不可能は可能にできると感じた瞬間でした。
2つ目は新卒入社7年目に、グループ会社のニジボックスの社長になった時代の出来事です。当時、赤字幅がまったく縮まらず、満身創痍の状態で、このままだとあと9か月で倒産してしまうというところまで来ていたタイミングでの社長就任でした。自分がマネージャー時代に雇ったメンバーの解雇を含むあらゆる構造改革と、新ビジネスの立ち上げを通して黒字化を果たし会社を存続させたという経験。もっとも厳しい経営の局面に対峙したことで、なんのために働くのか、なんのためにビジネスをするのかなど、自分の中での「揺らがない決意」のもち方が身についた貴重な経験となりました。

麻生さんの考える「リクルートのユニークネス」とはどういうものですか?

リクルートは常にものすごいスピードで変化と成長を続けています。それぞれの事業が影響を与え合いながら、ダイナミックに動いているというのは、他の会社ではないリクルートらしさであると思います。3年前のリクルートと今のリクルートは別の会社だと感じるし、今のリクルートと3年後のリクルートも、きっとまったく別の会社になっていて、誰にも、これから会社がどう変わっていくのか想像できない。そういう環境のリクルートで働くからこそ、僕自身も予想がつかない自分になれる可能性が高まると感じています。

「0→1」「1→100」にご自身を当てはめると、どちらになりますか?

「0→1」だと思います。自分自身のキャリアが「社内起業家として」を軸に作られていることに加え、ここ2年ほど「Recruit Ventures」の責任者として年間500件以上の新サービス提案を、また、2014年11月から活動を開始した、渋谷にオフィスを構えているスタートアップ企業やITクリエイターの活動を支援するTECH LAB PAAKの所長としてのべ150社以上のベンチャー企業をハンズオンしています。現在の仕事は、まさに「0→1」に特化したかなりの量の経験値を積ませてもらっていると思うので。

「0→1」と「1→100」が共在するユニークな環境の中で、別のタイプの人から刺激を受けることはありますか?

「0→1」はなにもないところから1億円作ることで、「1→100」は数億円のものを1000億円までにすることだと考えます。この2つのシーンで必要とされることは、考えることも動き方も視座も全く異なるのは当たり前なのですが、「0→1」の僕としては、リクルートが持つ「1→100」の力やノウハウ、その規模感に大変刺激を受けています。複数の事業を横断的に立ち上げて拡大させていく中で、「0→1」の視点だけにならないように心がけることで、事業推進のレベルが高まると感じています。

リクルートは「未来の社会を作る会社」
本気で世の中を変えていきたいならば、このくらいの規模で事業をすることが必要だと思います。

リクルートの強みはどこだと思いますか?

一人ひとりがさまざまな業界から課題を見つけ、自分が解決しないといけないという強い当事者意識を持って臨んでいるというところですね。それは、単に儲かるだけのことはやらないという文化に加えて、事業成長への飽くなき執念があること。「事業活動を通して社会課題を解決する」と言い切る会社のありかたそのものが力になっていると思います。

今後の麻生さんの展望についてお話しいただけますか? また、それをリクルートでどのように実現できると考えますか?

僕は次の社会をどうデザインするのかということを考え、それをビジネスとしてインフラ化していくことがしたい。リクルートは「未来の社会を作る会社」だと思っていて、特にいま自分がいるMedia Technology Lab.は、それを推進していくことが役割です。日本には、挙げればきりがないくらい多くの課題があります。ただ、リクルートでなら新規事業という切り口からそれらの課題を解決し、社会を変えていけると考えています。今後はそれをひとつずつ実現していきたいですね。

リクルートに入る前の自分に投げかけたいメッセージはなんですか?

まずは「世の中を本気で変えていく気持ちはあるのか?」と問いたいですね。そして、もしそうであるなら、リクルートくらいの規模で事業をするということが必要だと伝えたいと思います。
気の置けない仲間たちと好きなように働きたいと考えるのであれば、自分たちで事業を起こし、それを運営していくのでもいいと思う。ただ、学生が集って起業するような規模では、社会に対してできることには限界がある。しかし「リクルートは本気で社会を変えていこうとしている会社なのだ」と。

最後に、どんな人と一緒に働きたいですか?

単にビジネスをする、単に儲かることをする、ということにとどまらず、「世界を変える」「本気で未来の社会を作る」ということに、仕事人として取り組んでいきたい人。今この時点で取り組みたいテーマが明確にはなかったとしても、日本や世界の未来のためにビジネスで課題解決をしたい、そういう「まじめで熱い仕事人生」を送りたいと思っている人は、ぜひ僕たちの仲間に入って欲しいなと思います。

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PROFILE

麻生 要一(あそう よういち)

ビジネスグロース
2006年新卒入社
大学時代に無人島旅行サークルの立ち上げやイベントの開催・学生起業など、さまざまな取り組みを行う。入社1〜2年目は独立起業家向け媒体「アントレ」の広告営業を担当し、入社2年目には、社内新規事業提案制度「New RING」で準グランプリを獲得。2010年に株式会社ニジボックスを設立。2013年より代表取締役社長 兼 CEOとして約4年間ITベンチャー企業の経営を行い、現在は2015年より着任したリクルートグループの新規事業を横断的に推進するMedia Technology Lab.の室長として、複数の新事業の発掘・投資・育成を一手に担当。