• ダブルワーク
  • 新卒5年未満

データ解析を通してカスタマーの
体験を磨き込む
新しいものをつくり出す働き方とは

越島 健介
リクルートジョブズ
デジタルマーケティング室
マーケティング部
データマネジメントグループ
データサイエンティスト
2014年新卒入社
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「何か新しいものをつくって世に出したい」という
気持ちがずっとある。

現在は、どのようなお仕事をされていますか?

データ解析を通して、リクルートジョブズの事業に貢献するという仕事です。具体的な業務は、「タウンワーク」においてカスタマーが求めている仕事をより見つけやすくするための、サイト内検索機能の裏側のロジックの改善です。また、SEOのチームにも兼務しています。ロングテールSEOという、「アルバイト」「求人募集」などの大きいキーワードでの上位表示だけではなく、カスタマーが入力しうる多種多様な検索ニーズに対し、なるべくリクルートジョブズのサイトを検索上位に出せるように機械学習などを使って貢献するということをしています。
一つ目にご紹介した「タウンワーク」の検索機能の改善は「Core Technology Lab」という6人体制のチームで行っており、僕はチームのリーダーを努めています。今は検索改善をメインに取り組んでいますが、長期的には検索に限らず、テクノロジーを使ってユーザーの体験を「楽しく」、「納得感」のあるものにしようというのが、このチームの仕事です。ICMLやKDDなどの世界のトップの学会や、GoogleやAmazonのカンファレンスなどを視察する機会があるので、そういった場所で入手した最先端の技術の情報を取り入れながら、日々開発をしています。

入社前はどのようなことに興味があって、何に夢中になっていましたか?

夢中になっていたことの一つに、バンドがあります。 大学在学中に、何かをつくって世に出したいという気持ちが入学時から漠然とあって、自分だったら音楽かなと思いバンド活動を始め、作曲にも携わっていました。「強いこだわりを持って、答えのないものに対して自分なりの回答を見つけ、それを世の中に出しきるところまで行動する」ということが、ここで身についたと感じています。作曲の面では、過去の楽曲を聴き漁って細かく分析し、良い楽曲の要因・要素を自分なりに研究していましたし、それを世の中に出すときには、SNSの運用からアルバム製作の資金集めなど、様々なことを自分で実験しながら、最適なマーケティング方法を模索していました。 何をするにしても、自分でモノを作って、それを世の中に受け入れてもらうためには、考えることや、やらなきゃいけないことが膨大にあるんだなと実感しました。
もう一つは研究です。大学院に行き、そこから一気に研究に傾いていきました。機械学習の研究をしていたんですが、具体的に言うと、様々なセンサーから来る毎秒ごとの膨大な量のデータを処理する現場で、異常や変化を検知できないかという課題に、機械学習の技術を持ち込む、といった研究に取り組んでいました。学問も音楽も、その分野なりの歴史や積み重ねがあって今があるわけで、それをちゃんとおさえていないと良い曲は作れないし、良い研究も出来ないんだなと。きっと、仕事もこういうものなんだろうなと思っていました。

越島さんが大切にしている、ポリシーやビジョンはありますか?

何か新しいものをつくって世に出したいというのが根源的な欲求としてずっとあります。昔はそれが音楽でしたし、今だとサービスを通じて自分が作ったものという感じです。ゆくゆくはサービス自体だとか、商品というかたちで、何か世に出したいという想いがあります。それが僕の原点ですね。

数ある企業の中で、リクルートを選んだのはなぜですか?

漠然とですが、人の生活に根付いている部分のサービスをやりたいというのは感じていました。世の中の役に立つサービス、人の生活に関わるサービス、なくなったら生活に致命的な支障が出てしまう人がいるかもしれないようなサービスに貢献したいなと思っていました。リクルートのサービスは、どれも人の生活に直接関わるところが多かったというのが1つの理由ですね。
あと、リクルートであれば、大学院時代にやっていた「データ解析」を活かせると同時に、バンド活動の中で夢中になっていた「マーケティング」もできると思いました。「データ解析」「マーケティング」を通して、「人の生活に根付いたサービスをつくりたい」といういろいろな条件が一致して入社しました。

実際に入社してみて、印象はどう変わりましたか?

漠然と世のためになるようなことをしたいと思って入った会社ですが、実際に会社で会う人は真剣にその人が対峙しているカスタマーやクライアント、あるいは人材公募マーケットそのものについて考えている人ばかりで、その温度感はちょうど僕が求めていたものでした。
あとは、いい意味で、すごく周りの人が助けてくれるというか、支え合う環境のある会社だと思いました。僕が新人だったときに担当していたプロジェクトは個人プロジェクトだったので、あまり周りのことは気にしていなくて、一人で頑張るぞ、という気概で働いていました。ところが、僕がやっていることを、思っていた以上に周りの人が興味を持ってくれて気にかけてくれたんです。それは意外というか予想以上だったところですね。

教育体制はどうでしたか?

個人の成長に対して、組織として強くコミットする文化が根付いていると思います。自分がやりたいことは、声を上げれば年次に関係なく上司たちは聞いてくれますし、それをやる意義をちゃんと示すことができれば、チャレンジさせてもらえる場所だと思います。僕自身、新人のときのプロジェクトはそうして始まったのですが、任せてくれたことが嬉しく、とにかく頑張った記憶があります。また、何を目的としてどこの数字をどう達成するのかなどの「事業的な側面」に関しては、厳しく求められましたが、「技術的な側面」は大部分を僕に任せてくれていました。自分で考えて、試行錯誤をすることにつながり、結果的に技術的にもすごく成長できたと思います。
チームやグループとしても、先輩が新人の状況を気にかける文化があります。それぞれの新人に教育担当を担うメンターが付いて、メンターたちとグループマネージャーが小まめに会話やSlackというビジネスチャットなどを使用してコミュニケーションしながら、「何を任せたらもっと伸びるか」などを考えています。

もっと大きな「0→1」を。
カスタマーの体験も、裏のロジックも、面白いことをしていきたい。

リクルートの強みは、どのようなところにあると思いますか?

目標達成に対する勢いですね。何かを妥協するような発言を、周りで聞くことがないです。数値目標自体もシビアなんですが、毎日あの手この手でとにかく達成しよう、と常に妥協せずに頑張っています。あとは年次に関係なく尊重し合うというか、お互いリスペクトし合うところです。チームとして振り返りを行う機会が多く、その都度細かく改善してくというのも根付いています。だからこそ、組織が悪い方向に行き過ぎることもないんだと思います。僕のチームでは、月に1回、チーム全体で振り返りの会を設けているんですが、仕事だけではなくて、「あの時のコミュニケーションどうだった」とかをみんなで棚卸しして話すので、そこで生まれる信頼感もすごくいいなと感じています。月に1回、週1回の決まったミーティング以外にも、メンバー同士、上司関係なくフラットにすぐに話しかける。コミュニケーションが多いんだと思いますね。

越島さんご自身は、「0→1」「1→100」のどちらに当てはまると思いますか?

今やっていることは、どちらかというと「0→1」ですね。何もないところに仕組みをつくる感じです。ただ、もっと大きな、事業のレベルで見たら「1→100」というか、「100→120」のような気がします。僕視点で見ると「0→1」ですが、本当の意味で新しいものを生み出すというところには達してない。2、3年後には、本当に世の中に新しいものを作り出したぞと言えるところに行きたいと思っています。今後はもっと納得できる大きな「0→1」をつくり出したいですね。

別のタイプの人から刺激を受けることはありますか?

「0→1」なのかの判断は、エンドユーザーが新しいと思うかどうかによるような気がしています。ユーザーが触って、「新しい、楽しい!」となったら、「0→1」と判断してもいいのかなと思っていて。実際にそういった仕事をしている人と話すと、自分はまだまだだな、と悔しい気持ちになることはよくあります。

越島さんの仕事が、社内や社会に対してどのような影響を与えていると思いますか?

社内への影響という意味だと、僕がリクルートに入って最初に担当した仕事で、「Indeed」のリスティング広告の運用を効率化し、コストを大幅に削減しました。 具体的には、リクルートジョブズが「Indeed」に出稿する広告の入札最適化と運用をすべて自動で行う仕組みを作ったんです。入社当時、広告運用の現場で、結構手動や感覚で動かしている状況があって、疑問を持って上司に話したんです。すると、「じゃあやってみろ」となって1人でプロジェクトを始めました。1人で始めて、どういうシステムを作るかなど、設計に落とし込み、実際に自分で作って、それを運用チームとすり合わせながら徐々に軌道に乗せていくというところを、一通りやらせてもらえました。これは後に「ENGINE FORUM」の受賞にもつながり、インパクトを出せたかなと感じます。
ただ、いざ終わってみると、自分としては会社のコスト削減にしか結び付かなかったかなと思い、もっと社外への影響を持つ仕事がしたいという思いがありました。なので、次はカスタマーに直接接点を持てることをしようと思い、検索の改善の仕事をしています。

今後はどのような仕事をしていきたいですか?

今後は、リクルートジョブズのサービスで仕事を探す体験をより「楽しく」「納得感のあるもの」にしていきたいと思っています。求人の数など、情報のボリュームだけでは語れないような、カスタマーの体験をより良いものにしていくことをリクルートではやっていきたいなと。データや裏のロジックは面白いことをしていて、それによりカスタマー体験も面白いものになっているといった、そういうバランスを狙っていきたいですね。

やるからにはアウトプットに、責任もこだわりも持って欲しい。

どんな人と一緒に働きたいですか?

自分がやることに、こだわりを持っている人がいいですね。「俺の縄張りだ!」くらいの勢いで、自分がつくったものだとか、自分のアウトプットに関しては、責任もこだわりも持って欲しい。深く考えるだけではなく、自分でいろいろ行動してやるというのは前提で、こだわりはすごく大事だなと感じます。何となく過ごしてきた人と、分野にかかわらず、ずっと一つのことを考えてやった経験のある人を比べると、アウトプットするものに対する自分の中の基準とか、いい仕事だったと言える基準が大きく異なる気がするので、そういう人はすごくいいかなと思います。

働くうえで、どのようなマインドが重要だと思いますか?

よく言われる話だと思うんですが、「スタープレイヤーは自分の給料の10倍は稼ぐ」っていう話を入社前に聞いたんです。これはわかりやすい目安になると思ったので、「2年くらいで1億円くらい貢献します。その後は、データ解析を軸にした新しいものを作っていきます」と入社式のときに社長の前で決意表明しました。誰も覚えていないと思うんですが、なんとなくこの言葉は頭の片隅にはあって、幸い、有言実行もできました。会社員であれば、僕だけでなくそういった意識は持っておいた方がいいかなと思います。

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PROFILE

越島 健介(こしじま けんすけ)

データ解析
2014年新卒入社
学生時代は、統計的学習理論・機械学習の研究を行いデータ解析の仕事に強い興味を持つ。また、現在も継続しているバンド活動にも力を入れており、創作活動とマーケティング活動においても様々なチャレンジをしてきた。面白いデータ解析ができることに加え、そこから世の中に新しいものを発信していくことができそう、という理由でリクルートホールディングスへ入社。リクルートジョブズへ出向後、「Indeed」に出稿する広告の最適入札と運用を行うシステムを開発し、新たなテクノロジーの開発運用によって、未来の競争優位性につながる兆しを創出したプロジェクトにおくられるリクルートグループ横断の社内表彰「ENGINE FORUM」を受賞。現在は、リクルートジョブズ内の研究開発チーム「Core Technology Lab」のリーダーを務めながら、「タウンワーク」の検索体験の改善を行う。他にも、ロングテールSEOにおけるデータ解析とシステム開発、競合メディアのデータ解析など、データ解析業務に幅広く携わる。