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「いつも夢中でいられること」が自分の夢。
宇宙の長い歴史に爪痕を。

塩見 直輔
株式会社リクルートライフスタイル 執行役員
ネットビジネス本部
ウェブマーケティングユニット長
株式会社リクルートホールディングス
ネットマーケティング推進室 室長
2007年中途入社
エントリー

パンクな社訓に共感。
新しいWebサービスを生み出すために入社。

現在、リクルートでどのようなお仕事を担当していますか?

現在は大きく分けて3つを兼務しています。まずひとつは、リクルートホールディングス ネットマーケティング推進室の室長とリクルートライフスタイルの執行役員です。ここでは「SUUMO」、「じゃらん」、「ホットペッパーグルメ」、「ホットペッパービューティー」、「ポンパレモール」など30を超えるサービスの集客を担っています。各社の社長・経営陣に集客計画を起案し、約80名のメンバーと数百億円の予算をマネジメントする。そして、デジタルマーケティングのプロ集団でもある組織において、集客の最終責任者として、レビュー・決裁を行うのが業務です。Google、Facebookなどのプラットフォーマー、サイバーエージェントなどのパートナーとも協働しています。2つ目は、リクルートホールディングス ネットマーケティング戦略統括部の部長です。ここでは、各事業ではなく、リクルートグループとして対峙すべきプラットフォーマー戦略、パートナー戦略、競合戦略を担っています。リクルートグループの代表として、グローバルなデジタルマーケティング市場から、脅威と機会をキャッチアップし対応しています。大規模なプロジェクトで、世界中のプレイヤーと協働しています。そして3つ目は、自ら社内起業した「ダブルーム」のプロデューサーです。ここでは、発起人、かつ、事業責任者として、ありとあらゆるすべてを行っています。小さなチームですが、新規事業なのでベンチャーな雰囲気の中で働いています。

中途入社ということですが、どんな職歴をお持ちでしたか?

出版社で、インターネットに関する雑誌の編集の仕事をしていました。関わるのは、海千山千のライター陣や取材対象者たち。インターネットの表も裏も見せてもらった後、Webのサービスを生み出すためのひと通りのことが学べる場所として、リクルートに転職しました。

数ある企業のなかでも、リクルートを選んだのはなぜですか?

元来、パンクロックかぶれの少しイタい人間でした。良く言えば独立志向、悪く言えば社会性が乏しかった。人に決められてやるのはダサい、まず自分で考えてみるというポリシーを持っていました。だから、「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」というリクルートの社訓を初めて聞いたとき、「パンクだな」と思いました。あとは、とにかくデカいインターネット企業に入ろうと決めていました。転職目的は、「将来、自分でWebのサービスを立ち上げるための修行」と明確だったので、売上100億円とか、ユーザー1000万人とか、個人では到達できない規模の運営の内部が見られるところというのを軸に選びました。

役割もキャラクターも、役者のように使い分ける。
「1→100」「0→1」両方の仕事をこなす働き方を目指して。

現在3つもの仕事を兼務されていますが、塩見さんは「1→100」「0→1」はどちらに当てはまると思いますか?

「各事業の集客」「リクルートグループのネットマーケティング戦略」は、「1→100」。「タブルーム」は「0→1」。それぞれ役割もキャラクターも役者のように使い分けていますが、Webマーケターとしては「1→100」のウェイトが大きいですね。

具体的に「1→100」について教えてください。

「各事業の集客」は、担当する事業の毎年の計画を達成しながら、3年後、6年後の未来を描く仕事です。数百億円の売り上げ、数千万人のユーザー、数千人の従業員を抱える事業をどう変革していくか。まさに「1→100」の定義通りではないでしょうか。「リクルートグループのネットマーケティング戦略」もまた、グローバルな市場で勝ち続けるための戦略を考えるということであり、スケールがさらに大きい「1→100」だと思います。
と言いつつ、そんな仕事の中にも「0→1」な瞬間はたくさんあります。世界初の取り組みを実現したり、これまでにない組織の仕組みを導入したり、「1→100」の仕事のために「0→1」なチャレンジを日々行っているとも言えると思います。

「1→100」「0→100」の両方に携わっておられますが、リクルートにはその両方のタイプの人がいることの良さはどこにあると感じていますか?

良さというより、いないと絶対うまくいかないと思います。長きに渡り社会に価値を生む集団であるためには、両者必須。

僕自身は、「別のタイプの人」と分けて考えず、両方できるようになりたいと思っています。打撃の達人は、守備の達人から刺激を受けているだけではなく、両方できるようになってイチローのような一流プレイヤーになった方がいい。一流のピッチャーは、一流のバッターから刺激を受けているだけではなく、両方できるようになって大谷翔平になった方がいい。どちらかしかできない人より、両方できる人の方が絶対いいですよね。
才能による限界はあるかもしれませんが、少なくともリクルートは「両方できることを目指していい」という会社なので、行けるとこまで行ってみたいです。

リクルートのユニークな環境下で、
夢中になれる人を育てていきたい。

リクルートで仕事をされていて、塩見さんがこの会社ならではのユニークネスとして感じることは何かありますか?

あらゆることが、ボトムアップで進んでいくということです。反対のスタイルとして、トップダウンの会社があります。経営者の鶴の一声で一方向に進んでいく方が、単純なスピードとしては確かに早いかもしれません。ただ、われわれボトムアップ型は、現場の一人ひとりが経営者の意識で日々を過ごしていて、1対1の勝負になったら絶対に負けないと思っている人が多いですし、そういう人が集まった総体はすごく強い。1つのお題に対し「俺はこう思う」「私はこう思う」と複数の意見が出て、やってみないとわからないことは、全部やってみる。自分の意見を信じてチャレンジさせてくれたのだから、絶対にそれに応える。リクルートには、そんなスタンスで動いている人が多いと思います。

現在、チームをマネジメントしていく立場にもありますが、その際にはどんなことを大切にしていますか?

2つあります。1つは「現場に近い人間の方が正解を持っている」ということ。外部環境はどんどん変化していくので、変化に近い場所で接している人間の方が正しい感覚を持っているはずです。つまり、現場の方が正解に近づきやすく、気を抜くとマネジメント層は老害になってしまう可能性もある。各現場の専門家たちが気持ち良く動き、ボトムアップできる状況を作ることがマネジメント層の仕事だと思っています。一方で、自分もそれなりにわかっていないと彼らを正しく評価できなくなってしまう。だから必死で食らいついて、各論で負けないように努めています。
2つ目は、「個人のパフォーマンスの差が広がっている」ということ。ITの出現で優秀な個人はパフォーマンスに大きくレバレッジがかけられるようになりました。若い世代ほどイチローや大谷翔平が出やすくなっているように感じます。組織優先のマネジメントではなく、個人優先のマネジメントの方が、組織としてもパフォーマンスを出しやすい。これもまたボトムアップな会社には追い風な傾向なので、可能な限りフィットできるようにマネジメントスタイルを変えていっている最中です。

これから叶えたい夢について教えてください。

自分という人間ひとりの人生というのは、宇宙の長い歴史から見たら、とてもちっぽけだなと思っています。何かをしたところで、宇宙の歴史からするとわずかな誤差にしか過ぎません。それでも何か爪痕を残したいと考えるなら、120%熱中できることに、1日25時間取り組むくらいじゃないとダメだと思います。だから、「いつも夢中でいられること」が自分の夢です。未来がどうなるかはわかりませんが、夢中になれることが複数あるのでいまはリクルートにいるのだと思います。また、分かりやすく、「0→1」と「1→100」を両方やっている人間なので、しっかり実績を出して同じように両方やる人が増えるようにしていきたいと思います。

最後に、どんな人と一緒に働きたいですか?

1億、10億のビジネスではなく、1000億、1兆のビジネスをしたいとか、日本中、世界中を幸せにするサービスを作りたいといったスケールの大きな方に来ていただきたいです。今は10億くらいのビジネスなら個人でもできちゃう世の中なので、わざわざリクルートに入ってやる必要はないと思います。一方、リクルートが持っているアセット…お金とか人材とかデータとかノウハウとかは莫大なので、これらを使ってドデカイことをやってやるぜ!という方に来ていただきたいです。少なくとも30そこそこの中途入社社員に100億預けてくれるというのは私が経験で実証済みなので、より若くデカい心意気をもった優秀な世代に“ペイフォワード”したいと思っています。

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PROFILE

塩見 直輔(しおみ ただすけ)

Webマーケティング
2007年中途入社
出版社で編集職の仕事をしていたが、Webサービス運営の修行を目的にリクルートに転職。入社後は、「リクナビNEXT」MP(メディアプロデュース)部でWebサービスの運営全般に携わった後、「ホットペッパーグルメ」集客グループでSEOを担当。2013年にはインテリアサイト「TABROOM(タブルーム)」を起案し、2014年、リクルートライフスタイルの執行役員兼リクルートホールディングスのネットマーケティング戦略統括部 部長に就任した。現在は、さらにリクルートホールディングスのネットマーケティング推進室 室長でもある。