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世界でもトップの人材を作りたい
世界中どこでも売り上げをつくれる
マーケティング集団に。

渡部 純子
株式会社リクルートホールディングス
全社CRM推進室 室長
株式会社リクルートライフスタイル
執行役員 CRMユニット長
ビジネスグロース
2004年中途入社
エントリー

面接のとき、質問も人の表情も、全てが他社とは違っていた。
ここがいいと感じました。

今の業務内容を具体的に教えてください。

所属はリクルートライフスタイルで、仕事は大きく3つあります。1つ目は、リクルートライフスタイルでCRMという領域の責任者をしています。ここでの仕事は、一度接していただいたカスタマーをいかに次に繋げるか、再度アクションしていただくかというものです。プロモーションやキャンペーンはもちろん、機械学習やAIを活用した One to Oneマーケティングをメインで実施しています。2つ目は、リクルートホールディングスの方でも、リクルート全社の同じくCRMを統括しています。リクルート全社で統合された会員の活用やPontaポイントの提携推進などです。3つ目は、グローバルのCRMです。リクルートは今、M&Aで外部の会社を買っているのですが、海外は思いのほかCRMの領域が発達していないのです。カスタマーを獲得した後、大切に育てて利益を出すということがないので、まずはその考え方をインプットしています。手法自体は海外でも日本のやり方が通用することが分かりました。リクルートが構築したやり方は世界で通用しますし、国内でも絶賛されることが多い。意外にイケてるのでは?と自負しています。

リクルートは3社目だそうですが、入社前の経歴を教えてください。

1社目は大手印刷会社の研究職でした。2社目は、職種転換のためにベンチャー企業に。そこでは大手広告代理店の企画書のサポートをしながら、広告業界とはとか、マーケティングとはなにかといった基礎的なことを学び、その後、リクルートに転職しました。

なぜリクルートを選んだのですか?

面接のときの雰囲気が、他の会社とは全然違っていたんです。聞かれる質問内容も来る人の表情も。もう空気感でここがいいなと感じました。直感です。ただ、飽きっぽいところもあるので、すぐに飽きてしまうのではと心配しましたが、いまだに飽きませんね。前職で大企業やベンチャーに属していた経験があるからこそ、この会社の裁量や前向きさなどが並外れていることが客観的にわかるんです。

リクルートという会社で仕事をする醍醐味は、どんなところにあると思いますか?

思いきりの良さ、スケールビジネスができる点だと思います。意思決定まではとてもシビアですが、何かをクリアして成果を出すと、若い者にも何十億という額を預けてくれる。もう「本当にいいの?」と思うくらい、ヒト・モノ・カネをドカンと集中させるんです。だからこそ伸びているのだと思うのですが。自分の仕事で世の中に影響を与えたり、大きな資金を動かせる、そのあたりは病みつきですね。起業をすればすべてを自分の意志で行えますが、一方で年間100万人の方が使うサービスを作れるかというと、それは難しい。そういう意味では、リクルートのノウハウをまずは吸収するのも、トータルの人生の中ではいいのではないかと思います。

これは世の中のためになるか?
この問いが一体感を生む。

リクルートという会社の風土についてどう思いますか?

帰属意識は薄いのですが、それでもみんな会社のことがとても好きなんです。たとえば、卒業されたOB、OGが、現役の社員に社外の社長を引き合わせてくれる、といったこともしばしば。本当にみんな人を大切にしています。また、意見はバラバラで得意分野こそ違いますが、「この機能はカスタマーが求めているのか?クライアントの役に立つか?」という部分になると目線が合う。「これは世の中のためになっているんだよね」という問いが、常に一体感を生み出しているのだと思います。カスタマー第一で考えると、短期的には利益が棄損するケースもありますが、それでもそちらを取ることのできる会社です。最終的には事業の成長に繋がることが、過去の経験からわかっているのですね。

「0→1」と「1→100」、渡部さんはどちらに当てはまると思いますか?

「0→1」だとよく言われます。でも私の中では、あまり「0→1」と「1→100」の区別が無いんですよね。イメージで言うと、電話の概念を変えてスマートフォンを作った人は「0→1」。馬に乗って移動するのが当たり前の時代に、早い馬を飼育するのではなく、車を作ったという発想も「0→1」。それ以外は、たいてい何かの延長線上にあると思うのです。私の場合、リクルートの中に新しい組織を立ち上げたというと、「0→1」だと思われますが、日々の気付きが展開して大きくなっただけなので、0からものをつくったという感覚はありません。むしろ気分的には「1→100」なんですね。でも、新しい組織や事業、サービスなどを生み出すことを「0→1」だとするなら、「0→1」をやりたくてリクルートに入りたいという方には、もちろん、この会社なら「0→1」も思いきりできますよ、と言ってあげたいですね。

「0→1」だと周囲から言われる仕事はどんなものがありますか?

リクルート初のCRMの組織の立ち上げです。「じゃらんnet」のWebサイトを制作する部署のリーダーだったのですが、ある日、「カスタマーは、このサイトを離れた後、どのような動きをしているのか?」という疑問が湧いてきました。それで、誰に頼まれることもなく、個人的に分析していたところ、そのうちにリクルート初のCRMの組織が立ち上がったのです。今、私はその責任者なのですが、このとき、実態のあるところに組織がついてくることを経験しました。そのほかにも、たとえばIDを全社で繋げるプロジェクトも、特にリクルートライフスタイルという組織の業務範疇にはないのですが、全体のためにはいいことですし、おもしろいし、カスタマーも喜んでくださるはずと。そういう軸で役割を越えて動けるようになったのは、何事も否定せず認めてくれる、この会社の風土のおかげだと思います。
私自身、元からすごくアクティブな人だと思われていますが、決してそんなことはないんですよ。コミュニケーション力も含め、会社に育ててもらったのだと思っています。

もはや夢ではない。
妄想の世界を現実にする。

将来の夢を教えてください。また渡部さんの仕事で社会にどのような影響を与えていきたいと思いますか?

夢は、妄想の世界を現実にしていくことです。例えば、昨今スマートフォンと対話ができる時代になっていますが、このように昔はアニメの世界にしか存在しなかったものが、技術進歩のおかげで現実になりつつある。世界中どこにでも一瞬で行くことができるようなものも、少し頑張ればできるかもしれませんし、私自身も、そんなことに関わっていきたいと思います。

どんな人と一緒に働きたいですか?

変化を恐れない人です。これから先、世の中も技術もどう変わるかわかりませんし、今日、私の強みはこれですと言っていても、それがAIに置き換わったり、音声認識で何でもできる時代がきてしまうかもしれません。それでも大丈夫だと思える人、変わることを楽しみながら進化できる人がいいですね。また、世の中を変えたい、世の中にサービスを提供したいという漠然とした気持ちはあるけれど、何をしたらいいかがわからないという人にも向いていると思います。様々な事業の中には、しっくりくるものがきっと見つかるはずです。それが見つからないうちに起業してしまうと、会社に縛られてしまいますからね。

どのような人がリクルートで活躍できますか?

人のタイプには、山登り型と川下り型という2つの型があるとよく言われますが、私は完全に川下り型だと思っています。目の前のことを意識しながら、少しずつ範疇を広げながらやっていると、次第にできることが多くなり、あるとき視野がぱーっと広がってくる。振り返ってみると案外いろいろなことができていた、というタイプです。逆にその方が、興味を持てなかったことにも興味が持てるんです。リクルートは、目標をしっかりもって、それに向かって登っていくタイプの人が多いのですが、私は逆なんです。でもあるとき、世界の社長の多くは川下り型であるという話をどこかで聞いて、以来悩まなくなりました。今置かれた状況に対応しながら、できることの幅を広げてきた自分のやり方は、間違っていなかったんだって。主流とは異なりますが、とても楽になりました。

どのような人材を育てていきたいと思いますか?

組織長の目線で言うと、自分の部署で仕事をしている子は、世界のどこからお呼びがかかっても大活躍できる存在に育てたいと思っています。メンバーには「私たちは、世界中どんなところに行っても売り上げをつくれる、世界に通用するマーケティング集団になりますよ」と、いつも言っています。誰が何を求めているか、という部分にコミットさえできれば、売り上げは上がるのだから、とにかくそれができる人になりなさい。そうなれば、リクルートにいても、たとえ起業することになっても、世界のどこでも活躍できるのだからと。そんなことを、みんなの将来として日頃から話しているんです。

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PROFILE

渡部 純子(わたべ じゅんこ)

ビジネスグロース
2004年中途入社
「じゃらんnet」にてネット編集、開発マネジメント、データ分析等を担当、データに基づいた施策を「じゃらんnet」に根付かせ、生産性160%アップを実現。2010年リクルート初の本格的なCRMを開始、5年間で数十億の利益を創出。現在はリクルートグループ全体のCRMを統括し、リクルートID全社統合、Ponta提携推進も担当。